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商品説明ベルリンガラスは、ガラスの内部にブラックのスカラップ柄を施した、ドイツ製、ハンドメイドのアンティークガラスです。20年位前までは、まだ稀にであっても見つけられたベルリンガラス。アイリスガラスやサフィレットガラス等と同じ、しかし遥かに珍しいコレクターズアイテムでしたが、今や幻のガラスと言っても過言ではないレアガラスに…商品概要アール・デコの左右対称の幾何学的なデザインの中にマルカジットを散りばめ、中央に大きなベルリンガラスを一粒配置した、シルバー製のアンティークブローチ。銀製の台座、筒状のトロンボーン型の留め具、全て1900年代前半のオリジナルです。全体の配色をクリア・ブラック・シルバーの三色でまとめたレトロモダンなデザイン。ガラスや半貴石と組み合わされることの多いマルカジットは、見方によって銀製品と同じようなシルバー、ブラック、白い光を見せ、土台の銀台とベルリンガラスの両方の輝きを併せ持っています。台座は中央に向けて厚みを持たせるデザインで、緻密な細かい装飾が施されています。中央に置かれたベルリンガラスの大きさもあり、重みを感じさせるゴシックな仕上がり。イギリスで言うところのエドワーディアンのベルリンガラスには珍しいデコラティブなデザインです。このようなアールデコ様式のジュエリーは既にエドワーディアンから存在し、正確なアールデコ期(1919~1939)に入ると、用いる金属やクラスプのデザインが変わって来ます。こちらは珍しい蛍光性のあるベルリンガラスで、ブラックライトでほのかに輝く淡い光を楽しめます。通常ではブラック&ホワイトの硬質な雰囲気のベルリンガラスも、蛍光ガラスとなると、別の光源下では月の光のような柔らかな光を放つガラスに変容します。ペーストガラスであるベルリンガラスの原料の配合は、現代では用いられない比率のため、蛍光ガラス(恐らく森林ガラスと呼ばれるカリウム含有のカリガラス)でもあるベルリンガラスは、再現されない(であろう)ガラスです。そういう意味では昨今のリプロ・サフィレットも同じで、見た目はそっくりに見えても、見掛けのみ、成分までは再現出来ていないでしょう…。状態台座に経年に伴う擦れ、シルバーの古美色への変化あり。台座とピンにやや歪み(気になるほどではないが、持った時にピンの付け方が台座に対して平行ではないように感じる)。目立つ傷はなし。マルカジットはすべて同じ大きさではなく、隣同士でも大小のムラがあります。欠損が三ヶ所、向かって右端のみ潰れているように見えます。欠損部分にはヴィクトリア時代のマルカジットを補充しています。ベルリンガラスは底面にチップがあるほか、表面にも傷がありますが、ぱっと見は目立ちません。ブラックも綺麗に入っており、気泡や内部の傷はなくペーストの質は良く、台座の下部が開いているオープンバックの台座ですので光を通してクリアに輝きます。サイズブローチ　横49.86mm、縦14.20mmマルカジット　約1.13〜1.61mmベルリンガラス　12.15mm、15.91mm何かありましたらご質問下さい。