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静かな光沢のある、そして経緯に節が見られる座繰りの紬地が、黄色味の感じられる薄茶・朽葉色に染められ、お太鼓に大きく取られた雪輪の形の中がシックな芥子色系の黄色・桑染色に染められて、その中に寒さに耐えて葉を広げる笹と積もる雪が描かれた、手描き蝋纈染の九寸の開名古屋帯です。雪が積もっている様子を表現した蝋散らしの技法や、笹の葉の生命力のある描き方などは、友禅とはまた違った勢いのようなものが感じられ、蝋纈染ならではの味わいとなっています。笹は竹と同じ種類の植物ですが、茎が竹より細く、青々とした葉を茂らせるため、生命力が感じられる事からおめでたい模様のひとつとして、古くから工芸品や染織品のモチーフとして取り入れられています。その中でも雪持ち笹は、笹の上に雪が積もった様子を図案化したもので、笹文様の代表ともいえます。積雪に耐え、雪解けとともに葉を奮い立たせて甦る様子が再生や発展を連想させるので、この文様が考え出されたと言われているようです。こちらの帯ですと、趣味系の紬のお着物などと合わされてお召しいただくと良いと思います。大島紬や結城紬、塩沢お召、紅花紬、琉球絣などの産地物のお着物などと合わせたり、みじん格子や万筋などの無地感覚の紬のお着物や、光沢のある無地の紬のお着物などと合わせたりするのも良いのではないでしょうか。そういった装いで、趣味のお集まりやお友達とのランチの会、コンサート、講演会、お買い物などにお召しになるのも素敵ですね。シックでさらりとしたお洒落感が、さすがえり善さんのセレクトと思えるような着物通好みな雰囲気があります。これからのシーズンに最適な、大変おすすめの一点です。地の色は朽葉色「和色大辞典　#917a57」雪輪の色は桑染「和色大辞典　#b39d6b」笹の色は黒鳶「和色大辞典　#332424」雪の色は灰白色（かいはくしょく）「和色大辞典　#e9e4d4」をご参照下さい。帯とご一緒にガード加工がオススメです！ サイズ長さ：3 m 79 cm ／ 1 丈 0 尺 0 寸 3 分太鼓巾：31 cm ／ 8 寸 2 分詳細状態：リサイクル品付属品：なしご紹介商品の色は「日本の伝統色　和色大辞典」を参照しております。　またモニターや端末の設定により色の表示には差異が生じる場合がございます。　ご了承くださいませ。寸法・採寸についての詳細はこちらお仕立て替えや二部式加工等も当店にて承っております。　上記【商品についてのお問い合わせ】、またはお電話・メールにてお気軽にご相談ください。